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野菜・農作物加工

【ノウカ ナガイ(兵庫県丹波篠山市)】人と自然を有機的に繋ぐ農家

                      

こんにちは。
兵庫県丹波篠山市で、日本やイタリアなど各地の固定種・在来種の野菜、米、豆を作っている「ノウカナガイ」です。
私たちは、夫婦で農業・狩猟・木こりをはじめとする一次産業に取り組んでいます。

なぜ「農業・狩猟・木こり」なのか

 

代表は丹波篠山をフィールドに、農学、生態学を学んでいました。
野菜の栽培・生産の側面と、畑の周囲の環境(生物多様性)の側面、両方から農業を見たとき、人々の暮らしと共にある「農業生態系」を守りながら営む農業が、私たちの目指すところとなりました。
その結果、畑で作物を生産するにとどまらない、山や畔、野生生物に関連するところまでが、私たちの仕事のフィールドとなっています。今ある生物の多様性は、まさに、その地域の自然の歴史、人と自然の関わりの歴史を示したものだと考えています。
一農家にできることは僅かですが、畑を耕しながら、畑のまわり、里山の生態系を守り、様々な「多様性」を未来に繋いでいきたいと思っています。

野菜づくりへの思い

 

農業については、仕事ととして営む以上、美味しい作物を作ることが最低条件と考えています。そして具体的には以下のようなポリシーで作物を生産しています。

・農薬・化学肥料を使わない
・山や畔など、近場の有機資源を循環させて畑を肥やす
・固定種・在来種にこだわった野菜づくりを通じて、作物の多様性を豊かにする

野菜は、日本や世界の固定種・在来種にこだわり品種選定しています。結果、市場やスーパーではあまり見られない、特徴のある野菜が多くなっています。形の揃いや、病気に強い、肥料をたくさんあげられる、など社会の都合にあう野菜が選ばれた結果、食卓から消えてしまった品種もありますが、農業を始めてから、その中に、面白い、唯一無二の特徴を持った野菜もたくさんあることに気付かされました。
特にイタリア野菜については、向かいでお店をされていたイタリアンのシェフに、現地の野菜の使い方や、この野菜でないと出せない味わい、そんなお話を伺う中で、その面白さにますますのめり込んでいくようになりました。
現在は、年間50品目以上を生産しており、イタリアンや和食など、さまざまなジャンルの料理人の方とお話をさせていただきながら、野菜作りを研鑽しています。当初は、野菜は飲食店への卸がメインでしたが、2021年より、それらをご家庭にもお届けする固定種在来種の野菜セットも販売を始めました。

栽培について

 

栽培については、全てに農薬・化学肥料を使わず、畔草など手近な有機資源をつかった堆肥を中心に、必要最低限を施肥し、土づくりをしています。長年放棄されていた荒地からの開墾も少なくなかったですが、有機堆肥を入れ、作物を育てることを何年か繰り返すと、次第に環境も変わってきました。
また野菜の魅力を最大限にお伝えしたいので、当たり前ですがその野菜の美味しい時期に限って出荷することを心がけています。
十年後二十年後の環境変化と、お届けした野菜をどんなふうに使っていただけるのかを想像しながら楽しみに、今日も畑作業を頑張ります。

私たちの活動を通じて、気に止めたこともなかった生物の魅力、食べたこともなかった作物の魅力などを、より多くの人に知っていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

商品のお届けについて

ノウカ ナガイ

住所:兵庫県丹波篠山市西野々442

連絡先:nouka.nagai@gmail.com

主な取扱品:固定種在来種の野菜・加工品

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