おでんのからしから着想を得た梅からし
大阪でミュージシャンとしても活躍中のあかふじ屋の代表、通称からし社長。
まだ居酒屋で店長を任されていた時代、おでんにからしの黄色以外に器の中の彩りにアクセントを加えられないかと考えました。
そこで着想を得たのが梅を使ったきれいな紅色の「梅からし」でした。
常連のお客様からも何とか梅からしを販売してもらえないかと多数のお問い合わせをいただけるほど、人気を博した万能調味料でした。
その居酒屋のオーナーにも商品化を打診しましたがその場では話が立ち消えになり、そのまま月日が流れました。
福井県若狭町海士坂の梅干しとの出会い
2019年ごろにそのオーナーと再会した際、まだ商品化されていないことを知り、梅からしの商品化への情熱が再燃します。
ミュージシャンとしても自分の作品作りにこだわりを持ってきたからし社長。
梅からしに対しても作りたい物を作るために妥協を許しません。
原材料となる梅干しでより良いものを探していた時、アーティスト繋がりで福井県若狭町海士坂の梅畑を所有するお米農家さんを紹介されました。
福井県若狭町海士坂は若狭町の更に山間にある集落です。豊かな自然と綺麗な空気や水がもたらす大地には沢山の農作物が育ちます。若狭町としても環境宣言をするなど、自然を守り大切にしている地域です。
そこではベテラン農家さんたちが極力自然な農法で梅干し用の梅を栽培しており、その梅で造られた梅干しのクオリティの高さに感銘を受けました。と同時に、深刻な梅農家後継者不足に悩む若狭町の現状も知らされました。
数日考えたのちこの梅で梅からしを作りたい!この梅を将来に残したい!という情熱を若狭町の農家さんへ伝えます。
すると農家さんも本気で残してくれるならと、海士坂にある30本の梅畑を預けてくれました。
現在その30本は選定から収穫までからし社長が有機栽培で手掛けており、その梅干しは「梅からしプレミアム」として限定品でリリースされています。
梅干しのフードロス対策にも梅からしが活躍
梅干しは傷などの見た目上の理由で店頭には並ばないものがあり、味は美味しいにもかかわらず残念ながら廃棄されていました。
それに対し、梅からしは梅干しをペースト状にしてからしなどと練り合わせるため、多少見た目が悪くても味が良ければ使用でき、結果的にフードロス削減と周りの農家さんの収入向上につながることになります。
その梅干しを使って「梅からし スタンダード」は作られています。
こだわり抜かれた原材料で作る梅からし
昔ながらの製法で仕上げた、無添加・無着色の梅干しです。
合わせる、からし、胡麻、なども無添加のものを使用しています。また上白糖の代わりにはちみつを使い、保存料は使用しておりません。
梅干しづくりカレンダー
6月〜梅の収穫
7月〜梅を天日干し
天然塩で漬け
紫蘇(無農薬)漬け
9月〜合わせる胡麻の収穫
10月〜梅干しの完成
毎月一つ一つ手作りの数量限定で皆様の食卓へお届けします。
是非ご賞味ください。
商品のお届けについて