調味料・加工品 【巽醤油醸造元 梶田商店(愛媛県大洲市)】自然を、いただきます。生きることは 食べること「食べる」は全てにつながります。 梶田商店について私たちは自社醸造を貫徹する醤油・味噌蔵です
11代 辰次郎はよく「醤油蔵が醤油を作らないで醤油屋と言えるのか?」と口にしていました。醤油づくりはまず原料である大豆・小麦・塩を選定することから始まり、原料処理・麹造り・諸味の管理を経て、醤油になります。今現在、原料の仕入れから製造まで醤油づくりにおける全ての工程を全量自社で行う醤油蔵は全国を見てもごく僅かになりました。梶田商店はそのごくわずかな醤油蔵の一つです。販売する製品の100%自社醸造しております。全ての諸味を酵母添加も酵素添加も行わず、天然醸造にて自然と共に醸しております。今までもこれからも、大洲の気候風土と共に「より自然に、より美味しい。」を目指して安心安全な醤油・味噌を醸していきます。 100年以上前から受け継がれる杉桶
“100年の杉桶で醸造” 今の時代、醤油でさえもステンレスやホーロー製、塩化ビニール製のタンクで醸造6ヶ月というスピード生産が当たり前のように行われています。私たちは100年以上も受け継がれてきた杉桶で一年半という長期醸造を行い、掟を守りながら巽醤油を醸しています。 自然と共に“美味しい”を醸しております。13代目の未来につなぐ想い、そして使命現代は多くの自然を失い、食生活も化学調味料がたくさんあふれています。私には失った自然を取り戻すことは出来なくても、醤油・味噌製造者として、自分が造るものにおいては昔ながらの自然な形で造っていきたいと考えるようになりました。 素材 ~私たちは生産者の顔が見えるものづくりを目指します~
梶田商店では主原料である「大豆」「小麦」「大麦」「裸麦」「もち麦」「米」「塩」は全て、産地・産年・品種がわかるものを使っています。美味しいもの造りの初めの一歩は原料を選定することから始まります。その中でも「大豆」「小麦」「裸麦」「もち麦」「米」はすべて地元「愛媛産」のものを使用し、「裸麦」以外は全て生産者を把握しています。愛媛で手に入らない「大麦」は岡山産・香川産・佐賀産を季節に応じて使い分け、「塩」は徳島県鳴門産の海水を汲み上げて作られたものを使ってます。 造り ~小さい蔵だからできること、自然と共に、多くのご縁と共に~
私たちは造りの中で酵素や酵母を添加して醗酵を促したりすることは一切していません。私たちが製麹した麹菌の酵素力と代々蔵に棲みついている蔵付き酵母の働きで醗酵が行われます。私たち人の手でやれることはいかに酵素力の高い麹に製麹を導くことで、諸味になれば、見守り観察することのほうが多く、自然に任せ、頼る部分が多くなります。よりよい美味しさを求め、自然と共にもの造りを進めています。製造者は梶田商店ですが、私たちに原料を供給していただく「農家」さん、出来上がった製品を販売していただくパートナーである「販売店」さん、使っていただく「飲食店」さんや「生活者」のみなさま、それぞれが互いに理解し合い、尊重する関係の中で活かされているだけです。自然の力やいただいた御縁に感謝し、これからも真摯に粛々と醤油・味噌を醸し続けます。 商品のお届けについて |
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